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甲州印伝とは
鹿革に漆で模様をつけて加工した日本の伝統工芸品
革が柔らかく、体になじみ、強度を備えていることから戦国時代には鎧や兜などの武具にも盛んに使われた。
信玄袋や巾着袋等が山梨県の特産品として有名で、様々な印伝製品が作られている。
光沢のある漆の模様の美しさも魅力で、長い間甲州で愛され続けている伝統工芸品です。
製作工程
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_02.jpg)
1.革の選定
日本古来の色を基準とした豊かな色彩の中から、漆をのせる鹿革の色を選びます。
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_03.jpg)
2.型紙の選定
鹿革にのせる漆の柄を選びます。型紙は伝統的工芸品である伊勢型紙を使用します。
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_04.jpg)
3.粗裁ち
タガネを用いて無駄がでないよう裁断します。
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_05.jpg)
4.漆付け
鹿革に型紙を乗せて、漆をヘラで盛り付けていきます。
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_06.jpg)
5.室
温度・湿度管理のできる室(むろ)で数日間漆を硬化させます。
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_07.jpg)
6.仕上がり
甲州印伝は鹿革を用いるため、出来上がりがとても柔らかいです。
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_08.jpg)
![製作工程](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_09.jpg)
雛人形や鎧・兜に施され、永光オリジナルの甲州印伝製品が出来上がります。
工芸士紹介
![山本裕輔](/wp/wp-content/uploads/2021/11/inden_10.jpg)
伝統工芸士
山本 裕輔
Yusuke Yamamoto
2018年 甲州印伝 伝統工芸士(総合部門)No.507802 称号取得
正確な技術ときめ細かい心配りで甲州印伝一筋50年、伝統技術を守り続けた父、山本誠の元で技術を継承。
NHK・テレビ東京・YBS・読売新聞・山梨日日新聞など各メディアに出演。
自身が企画・製造した新作「風林火山」や「陽陰の桜」など取り上げられる。
2018年には甲州印伝 伝統工芸士(総合部門)の称号を取得
現在総合部門では国内唯一の伝統工芸士です。
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